• 文字サイズ
  • a
  • a
single posts and attachments

長月


2020.09.03

令和2年9月号 

長月

 
 9月は「長月(ながつき)」。長月の由来は、「夜長月(よながつき)」、「稲刈り月(いねかりづき)、穂長月(ほながつき)など諸説あります。季節は仲秋。
 8月の暑い盛りを過ぎ、過ごしやすい秋へと季節が変わっていきます。山々が紅葉に変化を始めるとともに田んぼも黄金色に代わり、豊かな実りの収穫の時期を迎える季節となっていきます。7日は夜の空気が冷え、草花に朝露が舞い降りるとされる「白露」、9日は五節句の中の一つ「菊の節句」とも言われる「重陽の節句」、19日は「彼岸入り」と長月には神仏の行事が続きます。
昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますがまだまだ残暑がつづきます。その反面、秋の足音も少しずつ聞こえてきます。今年は10月1日が秋の収穫に感謝する「お月見(十五夜)」、十五夜の日には団子を食べながら月見をし、先祖に感謝されるのも風流かも。現代人が忘れかけている昔からのしきたりを思い起こしてみてはいかがでしょうか。昔からのしきたりには何かしらの意味のあるものと思います。
 
(M)

 


   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

gototop 明日の稲津を築くまちづくり推進協議会