トビタテ！紬さん　フィンランド留学

トビタテ！紬さん　フィンランド留学

勝股　紬さん　　高校２年生　　（須の宮）

　高校に進学して間もなく起立性調節障害を発症しました。薬はなく、時間がたてば良くなると言われたけれど、「高校生の時間は今しかないのに」と希望が持てませんでした。そんなとき「フィンランドの教育はなぜ世界一なのか」という本に出合い、個性や多様性を重視した教育に魅力を感じました。文部科学省などが支援する制度「トビタテ！留学JAPAN」を利用しフィンランドの小中一貫校へ研修に行くことが出来ました。宿題はなく、先生は子どもに介入しすぎない、想像以上に自由な授業風景でした。２０分休みは全員が外に出ます。リフレッシュの時間なので、誰も勉強はしていません。先生も外へ出て、子ども達と雑談したりしています。メリハリをしっかり付けているのだと思いました。将来は、教育に携わる職業に就きたいと思っています。

先生から、「トビタテ！留学Japan」を教えてもらいました。

書類審査、面接を経て１３００人中、７００人の中に選ばれフィンランドへ行くことが出来ました。

フィンランドの空港に着いた時、木造でとても落ち着いた雰囲気でした。

学校の先生のお宅で、ホームステイさせてもらいました。

中学１年生とアクティビティ。ユースセンターが企画した遊びをクラスごとに行いました。どれも頭を使ったり

協力しないと成功出来ず、とても楽しかったです。

小学校６年生に向けて日本紹介。写真を見せたり、茶道をしたりしました。緊張したけどみんなが

わくわくした顔で聴いてくれて嬉しかったです。

「トビタテ！留学Japan」の壮行会。文部科学省で、前文部科学副大臣やプロジェクトデｲレクターさんも参加

し、多くの人と関われ、話が出来ワクワクしました。

最後の週末、ホストマザーに連れて行ってもらった。本当に綺麗で落ち着けて

感動しました。

ヘルシンキ大聖堂。到着した早朝に行きました。肌寒かったけど、空気が綺麗でとっても幸せでした。

ムーミンワールド。一番好きなリトルミイとパチリ。世界観がとっても素敵でした。

帰りたくなかったです。また、行きたいです。

来年、第４８回全国高校総合文化祭「清流の国ぎふ総文２０２４」が開催されます。

私は、国際交流委員会に所属し委員長をしています。ぜひ見に来て下さい。