自然災害に備えて
館長コラム
2026.07.30
自然災害に備えて
8月は、台風が日本に最も近づきやすい月で豪雨による災害が心配されます。今年はエルニーニョ現象の影響で例年より多くの台風が接近すると予測されており、9月以降は強い勢力の台風が懸念されています。過去を振り返りますと瑞浪市における自然災害で決して忘れてならないのは、「47豪雨」です。これは、活発な梅雨前線の停滞により引き起こされた集中豪雨でした。昭和47年7月9日頃から降り続いた雨が12日深夜の3時間程度で136ミリ(陶町付近)という滝のような雨が降ったことにより、稲津町では、小里川が瞬く間に氾濫し、濁流が町へ流れ込み製陶工場や住宅が土石流に飲み込まれました。また、道路が遮断され、一部の集落は孤立状態に陥り水や電気などのライフラインも途絶えました。瑞浪市全体では、千棟を超える住宅棟が被災し、複数の死傷者も発生したと記録されています。その後、小里川は大規模な河川改修が実施されたため、大きな災害は出ていませんが、この災害を教訓として、ハザードマップや避難場所について再確認していただきたいと思います。 (K)


